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2009/05/05

ファウルボールにご注意ください!

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(右のマリンチケットの裏注意書きはクリックすると拡大します)
臨場感か安全性か―Kスタ・ファウルボール訴訟で議論(河北新報)
クリネックススタジアム宮城(仙台市、Kスタ宮城)でプロ野球を観戦中の大崎市の男性が、ファウルボールで負ったけがの責任を問う訴訟の提起をきっかけに、球場の在り方をめぐる議論が巻き起こっている。打球への安全対策に設備面の明確な基準はなく、防球ネットが少ない臨場感のある球場がいいのか、ネットをより高くして安全性を優先すべきか、賛否は割れている。
「試合がよく見えなくなるからネットは不要」。
「石みたいな硬いボールが飛んでくるので対策は取るべきだ」。
男性が提訴した4月上旬以降、楽天野球団に激励のメールがファンから届いたり、インターネットに球団の責任を指摘する書き込みがされたりしている。
防球ネットに関して日本野球機構や行政が定める基準はなく、唯一の参考指標となっているのが日本体育施設協会の「屋外体育施設の建設指針」。指針が示すバックネットの高さは10―15メートル、幅25―35メートル。内野席は「バックネットの延長上に外野席に向かって高さ3メートル」としているが強制力はないという。
Kスタ宮城の場合、バックネットは高さ15メートル、幅27メートル(底辺は35メートル)。内野席のフェンスはプロ野球に参入する際に高さ約3メートルから4.8メートルに改修し、いずれも指針を満たしている。改修ではファウルゾーンにせり出すフィールドシートも新設、安全性と臨場感に配慮した。
日本野球機構の広報担当者は「近年、身近になったメジャーリーグの球場のようにネットが少なく、臨場感のある施設がトレンド。この傾向が覆ることはないだろう」とみる。
楽天野球団によると、Kスタ宮城で打球を受けて病院に行く観客は年間数人。不慮の事故に備えてヘルメット800個を無料で貸し出し、月に1回以上は警備員が警笛を鳴らす訓練もしている。
チケットの裏面には野球機構の試合観戦契約約款に基づき、観客が打球で負ったけがは主催者側に責任がないことを明記するなど「考えられる最大限の対策を取っている」(球団広報)という。
けがをした男性の代理人は「裁判が観客の安全性向上につながる機会になってほしい」と訴訟の意義を強調。球団の西村亮コミュニケーション部部長は「事故防止だけでなく観戦を楽しんでもらうためにも、試合中はボールから目を離さないでほしい」と呼び掛ける。
[ファウルボール訴訟] 大崎市の男性が昨年5月、東北楽天ゴールデンイーグルスの試合をバックネットに近い3塁側内野席の中段で観戦中、打球を右目に受けて大けがをした。男性は4月、球場の安全管理の不備が原因だとして、楽天野球団と球場を所有する宮城県に約4400万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。
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「グッズにまつわる諸問題について考える」に続き、
ゴールデイウィークスペシャルとしてこの問題を。
この問題に関しては、東京中日・中日スポーツ4月9日「ニュース探検隊」ではもっともらしい視点で書かれている。記事を要約すれば、以前は裸眼が0.3だった視力が0.03まで低下するなど回復しなかったという。男性が座っていた席にはネットなどは張られておらず、担当の弁護士によると「ビールを席の下に置いて顔を上げたら、目の前にボールがあった」と話しているという。この事故に対して、球団は治療費・交通費40万円を支払ったが、男性側は「球団と県はファウルボールから観客を守るネットなどの設置を怠った」と主張している。
試合観戦中は、つねにプレーを見ていないと危険なことはわかっているが、ビールは飲むし、弁当も食べる。事故の状況は、プロ野球観戦に行ったことがあるファンであれば、誰もが事故に遭って不思議がないともいえる。
スポーツ事故に詳しい小林英明弁護士によると「裁判では、球団側が注意義務告知をどれだけ行っていたかがポイントになるでしょう。入場券に注意書きがしてある程度のことでは不十分です。読まない人が大勢いると考えられるからです。頻繁に場内アナウンスで危険を呼びかけたり、笛で危険を知らせることは当然。特にファウルボールがよく飛んでくるようなスタンドにおいては、十分な告知をする義務があります。柱によく見えるように大きく注意書きを張ったり、注意を呼びかけるプラカードを持った係員がスタンド内を巡回する。場合によっては、ヘルメットやグラブを貸し出すことも必要でしょう」。球場の場合は注意喚起が十分であったかどうかが訴訟のポイントになりそうだ。
また、記事中では東京ドームを例に取っているが、ファウルボール対策に関しては
マリンなどプロ野球本拠地球場では基本的に同じで、打撃練習・試合中の警笛、
オーロラビジョンへの表示、場内アナウンス、案内ボード、場内係員のハンドマイクでの
アナウンスで絶えず注意を促しているという。それでも事故は起こってしまうが、
「ほとんどは打撲程度の軽傷。過去に何件か治療に至ったケースがあるが、その場合は
会社の保険で対応している」という。訴訟大国と呼ばれるアメリカ・MLB事情について、
AKI猪瀬さんによると「球場は一切責任は取らないし、チケットにはそのことが書いてある」
という。あくまでも自己責任の社会というクールさだ。
「試合中に折れたバットが当たってけがをした女性が、バットメーカーを提訴したことはあったが、ファウルボールが当たっての提訴は聞いたことがない。生まれた時からそういう環境で野球を見ている。多くのファンは、自分の身を守るため、球場にグラブを持参すれし、ファウルボールを捕れば記念になるので、がんばってキャッチしようとする」。
ここにもベースボールと野球の違いがあった。
管理人個人の感想としていわせてもらえば、17年500試合以上プロ野球の試合をナマで観戦していてファウルボールが身体を直撃したことは一度もないし、キャッチしたこともないが、至近距離まで落下したことは枚挙もいとまがない。ファウルボールが飛んでくることが承知のうえで観戦&応援しているので、
「試合中はボールから目を離さないでほしい」は同感。
マリンはもともとグラブ持参で観戦するファンが多く、ファウルボールをキャッチすると
あちこちから万雷の拍手があるくらいだから、できるだけグラブ持ち込みで観戦を!
また、マリンのフィールドウイングシートをはじめとしてネットがなくプレイヤーと同じ目線で、臨場感満載で観戦できるフィールドシートを備えた球場が増えているが、そういうシートではヘルメット&グラブの貸し出しサービスをやっているので、かならずヘルメットをかぶって観戦してほしい。もしサイズが合わなければ、マイヘルメットを持ち込むのもアリでは?(野球用なら運動具店やネット販売でも買えるし、工事用とか自転車通学用はどうかとおもいますが)
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コメント

 記事見ました。

 私は東京ドームで時々マリンで係員をやっているものですが。

 正直、東京ドームついて書いてありましたが確かにエキサイトシート(ドーム版Fw席)ではヘルメット着用が徹底されています。しかも開幕戦で鎖骨骨折者が出てしまったため、( ̄○ ̄;)!さらに注意が徹底されています。

 正直言ってマリンの場合基本的に着用が義務ではなくあくまで協力なので5割位つけていません。
 
 サイズはM-XOまで用意しておりますので、係員が渡しておりますヘルメットは必ずご着用お願いします。
 
 
 

投稿: 時々マリンの係員 | 2009/05/06 07:49

>時々マリンの係員さん
今晩は。
球場係員ならではのアドバイス、
ありがとうございました。

投稿: マリンライナー | 2009/05/06 22:02

打球が当たり視力落ちたのにはお見舞い申しますが、インプレイ中に注意逸らすあんたが悪いと!

高校時代吹奏楽部の先輩が球場外で待機中にファールボール腕に当たり打撲した場合でも応急処置だけ。別な時、応援中指揮する自分めがけてファール来ても注意していればこそ避けられたし。


危険の伴うスポーツ観戦であるという意識は持ってほしいし、せっかく視界を邪魔する金網が撤去される時代に自己中な恥さらしな訴訟するなと云いたくなります。
ビール云々と主張するが、酔って注意力散漫になっていたのでは?と……きつくなっちゃたけど、感想です。

投稿: たれうやや | 2009/05/06 22:25

>たれうややさん
今晩は。
わたしも、ファウルボールが飛んでくることが承知のうえで観戦&応援してますし、重ねていいますが、
「試合中はボールから目を離さないでほしい」は同感で、ピクニック気分で野球観戦するもんじゃないといいたいのですよ。

投稿: マリンライナー | 2009/05/06 22:41

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