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2009/12/04

年明け前から球団がボビー解任の意向を明らかにしたワケ

―引用はじめ―
(12月4日 日刊スポーツ あの時、あの真相…)
~10カ月後のボビー解任を発表~
低迷覚悟で決行 政権交代のシナリオ

08年12月21日、ロッテはボビー・バレンタイン監督の10カ月後の退団を発表した。異例のタイミングにファンは戸惑い、球界関係者からはフロントの姿勢を批判する声があがった。激動の1年がこの時、幕を開けたといっていい。選手も求心力を失った監督のもとでモチベーションを高め切れず、前年に比べてどこかまとまりを欠いた。開幕直後から負けが先行する負のスパイラルに陥っていった。
なぜ、フロントはそんな形で「監督解任」を打ち出したのか。成績不振を招くことは容易に想定できただろう。決めたのは昨年12月16日、重光武雄オーナーと重光昭夫オーナー代行、瀬戸山隆三球団社長の3者会談の場だった。バレンタイン監督の高額な報酬面とワンマンなチーム運営を問題視、「契約延長」の可能性を断ち切るのが狙いだった。
バレンタイン監督が最初に来日した95年にも、当時GMだった広岡達朗氏ともめて帰国した経緯がある。球団側とトラブルを起こすことが多いのは米球界でも有名。そんな事情を踏まえ、球団側はスムーズな監督交代に向けて布石を打った形だった。
退団の発表の際、球団幹部は「09年11月に照準を合わせて動き出す」と話した。今年1月には球団内の監督派を一掃する人事を敢行、同時進行で後任監督の選定に着手した。「バレンタイン監督の後任だけにインパクトのある人がいい」として、水面下で岡田彰布氏や野茂英雄氏にも打診していた。
結果的に「選手が安心して野球に打ち込める環境」を第一義に据え、内部昇格で人選を進めた結果、選手から人望の厚い西村ヘッドコーチの昇格で固まった。4月上旬の球団幹部会で、同時に高橋打撃コーチの二軍監督も決まった。
球団幹部は「いろいろな選択肢はあったが、その後のコーチ人事もあるので監督は早く決めたかった」と早期決断の背景を説明した。その後、速やかにコーチ人事も進んで、9月中にはほぼコーチ全員が確定した。
10月21日。02年以来となる秋季キャンプ(鹿児島・鴨池)は、新体制とは思えぬほどスムーズに滑り出した。球団側にとっては、まさにシナリオ通りの展開となった。
【鳥谷越直子】
09年ロッテ10大ニュース
1位  バレンタイン監督退任で西村ヘッド昇格
2位  清水放出、金泰均獲得の大型補強
3位  小宮山引退試合で歳年長セーブ記録
4位  西岡ファンに涙の抗議&先頭弾8本
5位  1回打者20人で14連続得点の新記録
6位  井口が両リーグ唯一サヨナラ満塁弾
7位  7月2日西武戦で歴代最長5時間42分
8位  3年目の大嶺がプロ初完封勝利
9位  サブローがプロ15年目で初3割超え
10位 史上初の1シーズン2度の全員三振
―引用終わり―
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マリーンズの年間レビューは、筆者的に定点観測するという趣旨で、例年通り同じスタイルでやります。マリーンズ・私撰10大ニュース2009は30日に、いすみマリーンズ制定・2009千葉ロッテマリーンズAWARDSは31日にそれぞれ発表します。
06年までの日刊スポーツ年の瀬企画は「さよならプロ野球」でしたが、
スポニチの年の瀬企画「惜別球人」とダブるためか、07年からは担当記者が
取材ノートからニュース、出来事の舞台裏を振り返る「あの時、あの真相…」に
変更(後半は12球団別・MLB日本人選手データ集を連載。「さよならプロ野球」は
パセそれぞれ1人ずつクローズアップし、退団選手一覧掲載と大幅に縮小)。
年も明けないうちに監督の去就を明らかにするのは確かに問題点が噴出。
「しかしも、先がないボビーのモチベーション低下が、ナインの士気に影響する可能性は
否めない。果たして最上の策だったのか、という疑問は残る」「心配なのは、監督の
求心力の低下、選手のモチベーション、ファン心理などの影響だ」
恐れていた通り、当時の報道にて懸念されていたことが図らずも的中し、
観客動員数も前年比約160万人から約146万人とマイナス14万人。
「いろいろな選択肢はあったが、その後のコーチ人事もあるので監督は早く決めたかった」
といっても、こんなに長く時間をかけてコーチングスタッフを人選する必要があったのか、
練習量の大幅増加が確実視された秋季キャンプでは、予想以上に厳しい
練習についていった選手が多く、ボビー流に飽きていたということだろう。
ボビーは余人を以って代えがたい指揮官という実感もあってか続投署名にも応じたが、星野仙一さんいわく、同じチームで長く権力の座にいるものはいかがなものか。私が身を引いたほうがこれからの刺激になる。という点ではボビーも同じこと。
長嶋さん・王さん・星野さん・ノムさんと同様名誉職を与えるべきという考えもあったが、
名誉職さえも与えなかったことがかえって潔かったのかもしれない。

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